１７１号

小千谷駅前、小千谷駅〜山寺山の峠 (小千谷市東栄)	林道のトレースと山本山、小千谷駅〜山寺山の峠 (新潟県小千谷市ひ生)
ちぢみの里とR17、小千谷駅〜山寺山の峠

2 1週間程前の3月初め、小千谷へ山スキーに行きました。 歩いたルートは、 JR小千谷駅〜ちぢみの里〜山寺山の峠〜木津八海山往復〜山寺山〜ひ生城山〜小千谷スキー場跡〜小千谷駅です。 二日間の晴れ間がありそうなので一日目は小千谷の東山(小千谷駅の裏山の少し先)の木津八海山とひ生城山を結んでスキーハイクをして来ました。 列車が清水トンネルを越え新潟県側に入ると相変わらず雪は少ないものの、前日までの降雪により眩しいばかりの雪景色が広がってます。 魚沼盆地は濃い霧が発生して上り列車は遅れたようです。 川口を過ぎた辺りから霧が晴れ今日は暑くなりそうです。 こういう時に役立つ軍手を忘れてきてしまいました。 17号線沿いの「ちぢみの里」までは車道歩き。 途中コンビニに寄り行動食を追加する。 　朝日山と金倉山、山寺山の峠	林道のトレース、小千谷駅〜山寺山の峠
	スキーと春霞の風景、山寺山の峠

林道の倒木、山寺山の峠〜木津八海山	山頂から川口荒谷集落の方向、木津八海山 (小千谷市ひ生)
山頂の灯籠と木津八海山神社、木津八海山

雪に埋もれる林道、木津八海山〜山寺山の峠 ちぢみの里近くから山へ上がる林道へ入ります。 一休みしてステップソールの効きを試してみると、今日はシールは要らないようです。 ツボ足で歩いた5年前の2011年4月初めの時よりも楽々、流石はスキーです。 あの時は踏抜きが多く、スキーがあればと思いながら歩き続けました。 木津八海山直下まで雪に埋もれた林道歩き。 林道脇の養鯉池の水面がもう覗いてます。 今日は春霞のため八海山や守門岳といった遠くの山は全く見えません。 刈羽黒姫山がかろうじて分かる程度でした。 雪面からの反射もあり暑く素手でストックのストラップを握っていたら手の甲が擦れてしまいました。 この辺りの山の高さはせいぜい300m位ですが、地滑り地帯のため至る所に急な崖があり何処でも歩ける訳ではありません。 木津八海山々頂から見える川口荒谷の集落も深く崩れた谷の向こうです。 地形の弱点を探しながら山を越え集落から集落へと歩いてみるのも楽しそうです。

雪解けの養鯉池、木津八海山〜山寺山の峠

木津八海山、山寺山の峠〜ひ生城山

山寺山々頂、山寺山の峠〜ひ生城山	山頂から信濃川、ひ生城山 (小千谷市ひ生)
山寺山から西側斜面の巻きトレース、山寺山の峠〜ひ生城山

スキー場へトラバース、ひ生城山〜小千谷スキー場跡

下りトレースとスキー場、小千谷スキー場跡 (小千谷市ひ生) 山寺山々頂からひ生城山へは東側の崩壊地に沿って夏道があります。 小さな上下がありスキーだと通過しにくいので、西側の斜面を巻き下り直接、ひ生城山へ続く尾根にある送電塔の下へ出ました。 ひ生城山の山頂付近は古の城跡、曲輪があり雪の季節には、それがハッキリ見て取れます。 スキーのまま上がるのも大変です。 豊かな水量の信濃川が蛇行してます。 利根川もそうでしたが信濃川も未だ雪代が入ってません。 雪が少ないと言いながらも長岡方面の市街地まで未だ真っ白です。 山頂からは前から気になっていた小千谷スキー場の跡地に降りてみます。 雪の中に里道の感じが残る尾根を降りて行ったら、かなり外れてしまいました。 トラバースして行くと広い雪面。 スキー場の上部へ出ました。 誰か途中までスキーで上がってきたトレースが残ってます。 架線の外された支柱を見ると、リフトが止まってから10年以上は経ってるような雰囲気です。 それでも上部に灌木が出てるものの、斜面はかってのスキー場のまま残ってるようです。 モナカ雪は曲がれないのでキックターン、山回りで降ります。 JR上越線の直ぐ脇までスキーで下ってこれました。 小千谷駅まではあと700m余り。 明日は魚沼丘陵の山スキーです。 重くなりますが小千谷土産に地元産の酒を買っていきます。

里近く、小千谷スキー場跡