５４１号

カモメ、水上バス桟橋・多摩川 (神奈川県川崎市幸区幸町) １週間程前、川崎市の水上バス桟橋から調布取水堰までの間の多摩川右岸沿いを歩きました。 朝方は晴れて暖かったものの二度の強風を伴う雲の通過で夕方には気温がだいぶ下がりました。 目まぐるしく天気の変わる一日でした。 水上バス桟橋のあった場所は元々、多摩川の砂利を南武鉄道(JR南武線の前身)で運んできて、ここから船に載せ替える港のあった場所でした。 何年か前にここからお台場までの遊覧船が運航されていた事もあります。	水上バス桟橋、多摩川	カラスノエンドウ、多摩川
	ヒメオドリコソウ、多摩川	大田区の多摩川緑地、多摩川

妙光寺の屋根と堤防、水上バス桟橋〜多摩川大橋・多摩川 (幸区戸手)

競馬練習場、水上バス桟橋〜多摩川大橋・多摩川 (幸区小向) 水上バス桟橋から岸辺を上流へ歩いて行くと、堤防の上に寺の屋根が見えてきます。 妙光寺の本堂です。 妙光寺には田中丘隅の墓があるのでお参りしてから先に進みましょう。 丘隅は寛文2年(1662)の生まれ、平沢村(今のあきる野市)の出身で、川崎宿本陣の田中兵庫の養子になりました。 疲弊していた川崎宿の再興や多摩川の治水、二ヶ領用水など用水路の改修に活躍した人です。 あきる野市の広済寺にも田中丘隅回向墓があります。

ラジオ日本電波塔、多摩川	ホトケノザ、多摩川	専用橋と流れ、多摩川大橋〜ガス橋・多摩川 (幸区古市場) この付近の多摩川は大きく蛇行してその内側に広い河川敷を作ってます。 東京側に多摩川緑地、川崎側にラジオ日本電波塔、競馬練習場などがあります。かっては川崎市の多摩川花火大会が開催されていた時期もありました。
	ユキヤナギ、多摩川

多摩川大橋、多摩川大橋〜ガス橋・多摩川 (幸区古市場) 一度かなり天候が悪化して歩いてる人もいなくなったかと思うと、急速に回復してきました。 多摩川大橋は国道1号線が渡ります。 地元では第二京浜(国道)、２国とも呼ばれます。 ちなみに1国(第一京浜国道)は六郷橋を渡る15号線です。 紛らわしい事に１国＝国道１号と思ってる人も多いのです。 そういえば第三京浜を３国とは言いませんねぇ。 多摩川上流には多摩大橋と名付けられた別の橋もあります。 これも間違えやすい。 多摩川大橋の近くに多摩川交流センターという見慣れない建物が出来てました。 目前のリバーサイドゴルフ場の受付けも兼ねて、一般の人の休息もできるようです。 シャワールームもあります。 川崎市が運営してるのかと思ったら河川財団だそうです。

ユキヤナギ咲く河川敷の道、多摩川大橋〜ガス橋・多摩川 (幸区古市場) 多摩川大橋下流から暫くゴルフ場が続き、その先からまた岸辺を歩けるようになります。 そろそろ河川敷のマラソンコース沿いのユキヤナギの回廊が見頃になって来ました。 ここからガス橋を越え横須賀線鉄橋までの4km程と、等々力緑地付近から上流にも続いてますので、かなりの名所と言っても良いのではないでしょうか。 多摩川の河川敷にあるゴルフ場を調べてみました。 右岸は下流から川崎ゴルフ練習場、川崎リバーサイドゴルフ場、多摩川ゴルフ倶楽部、丸子橋ゴルフ練習場、東急ゴルフ場、パークボール場(多摩区宇奈根)の６個所、何れも川崎市内。 左岸は下流から六郷ゴルフ倶楽部、東京多摩川ゴルフ練習場の2箇所、何れも東京都大田区にあります。

流れ、多摩川大橋〜ガス橋・多摩川 (幸区古市場)

河川敷のグランド、多摩川大橋〜ガス橋・多摩川 多摩川大橋からリバーサイドゴルフ場が終わる辺りまでは晴れていたのですが、ガス橋が近づく頃から再び天候が悪化。 今度は一雨来そうなのでここで帰ろうかとも思いました。 次号、水上バス桟橋〜調布堰・２　５４２号 へ続く．．．