５９３号

入川谷入り口の集落、古里駅〜入川谷林道終点 (東京都奥多摩町棚沢) 2週間程前の2018年10月末、奥多摩の入川谷を沢登りして速滝を訪ねました。 歩いたルートは、 1日目、JR青梅線/古里駅〜青梅街道〜入川谷〜林道終点〜トバの倉骨〜布滝沢出合い〜布滝〜布滝沢出合下流ツエルト泊。 2日目、布滝沢出合下流〜布滝沢出合い〜外道滝〜銚子の滝〜速滝上段〜速滝右岸フェース〜柳ガマ沢左岸岩屋〜姥岩沢出合い右岸尾根〜690m仕事道〜峰集落跡〜入川谷林道終点〜青梅街道〜古里駅。 今号は1日目の古里駅〜布滝までを紹介しましす。 JR古里駅の近く、青梅街道沿いにコンビニがあり足りない物を買い足す。 青梅街道を奥多摩駅方向に進んで行くと車道に面する石垣にヒメツルソバの大群落が花盛り。 しばらくして入川谷に架かる青梅線の橋。 橋の下を通り谷沿いの道へ入ります。 入川谷の集落はこの辺りだけ。 この奥に採石場があり頻繁にダンプが行き来してます。

青梅街道沿いのヒメツルソバ、古里駅〜入川谷林道終点 (奥多摩町小丹波)

奥多摩さかな養殖センター、古里駅〜入川谷林道終点 (奥多摩町小丹波)

採石場への道、古里駅〜入川谷林道終点	入川谷沿いの林道、古里駅〜入川谷林道終点	トバの倉骨、入川谷林道終点〜布滝
林道終点の河原、入川谷林道終点〜布滝

トバの倉骨出口、入川谷林道終点〜布滝 (奥多摩町棚沢) 入川谷沿いの道へ入ると直ぐ東京都の「奥多摩さかな養殖センター」、時間もあるので養殖池を見学して行く。 ヤマメ、ニジマス、ニッコウイワナを養殖してるそうです。 シーズンも終わっているせいか水槽の清掃作業が見られ成魚は少ない。 採石場を過ぎると舗装は終わり、その先林道は大きな堰堤の上の河原が終点。 河原の奥に「トバの倉骨」と言われるゴルジュがあります。 前回来たのは1996年の6月、その時は入り口から深い淵が見えたので巻道へ入りスルーしました。 今日は覗いてみると左岸からの落石や流木で殆ど埋まっています。 落石の心配はありましたが出口の淀みの手前まで濡れずに行くことが出来ました。 河原へ戻り右岸の巻道から上流へ向かいます。 沢へ降りる所の分岐を左へ行くのは峰集落跡から川苔山登山道へ続く道です。	峰集落跡への道と右は巻道、入川谷林道終点〜布滝
	堰堤が続く流れ、入川谷林道終点〜布滝

堰堤上の川原から、入川谷林道終点〜布滝 マムシグサの実、入川谷林道終点〜布滝	入川谷の流れ、入川谷林道終点〜布滝
	右岸台地の炭焼き窯跡、入川谷林道終点〜布滝	入川谷の流れ、入川谷林道終点〜布滝

金平岩付近の流れ、入川谷林道終点〜布滝 (奥多摩町棚沢) 沢へ戻り幾つも石積みの堰堤を越えて行くと広い河原。 水流は消え岸辺に泥がたまっていて歩きにくい。 日当たりの良い河原に草木が全く見当たらないので、最近の増水で流されたようです。 両岸迫り傾斜が出てくると再び水流が見えてきました。 川床に石灰岩の白い岩が目に付く。 左岸の斜面がそそり立つ様な所まで来ると支流の布滝沢出合いも近い。 その崖下に幾つか転がってる大岩のどれかが「金平岩」だろうと思います。 Webサイトで見かけたのは岩の内部に自然の通路があり、上に抜けられるそうです。 近くまで来てましたがスッカリ忘れていて探索しませんでした。		谷の奥に布滝、布滝沢出合い／入川谷林道終点〜布滝

左岸(右)に布滝巻道(水源林道？)、布滝沢出合い／入川谷林道終点〜布滝		右岸に峰集落跡への踏み跡、布滝沢出合い／入川谷林道終点〜布滝

布滝、布滝沢出合い／入川谷林道終点〜布滝 目印のテープや踏み跡らしき所を登って行くと布滝沢出合い。 右岸下流方向からハッキリした踏み跡が下りてきてます。 その踏み跡は峰集落跡から来ている道で、谷を渡り布滝を巻き入川谷左岸の水源林道？へ続いてるはずです。 布滝沢の奥、樹間に見える優美な滝は布滝。 近くまで行ってみましょう。 紅葉の時期ならもっと良かったのですが未だ少し早い。 出合付近は平らな場所がないので少し戻った所にタープ＋ツエルトを張りました。 その辺りは木の根が露出してるので一段下の流れに近い所でタキ火を起こし夕餉の支度に入ります。 次号、遡行、入川谷/速滝・２　５９４号 へ続く．．．	myタープとタキ火の煙、入川谷林道終点〜布滝
	飯盒炊さん、入川谷林道終点〜布滝

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