207号
ハイランド前バス停と福島交通バス、ハイランド前〜1130mスカイライン (福島市町庭坂神ノ森)
830m登山口、ハイランド前〜1130mスカイライン (福島県福島市町庭坂湯花沢)
3週間程前の2018年3月半ば、吾妻連峰の家形山へ高湯温泉から登りました。
歩いたルートは、
1日目、ハイランド前バス停(高湯温泉)〜1130mスカイライン〜1380m山鳥山〜井戸溝〜1545m大根森北東の雪原テント泊。
2日目、1545m大根森北東の雪原〜大根森〜家形山〜五色沼〜大根森〜1545m大根森北東の雪原テント泊。
3日目、1545m大根森北東の雪原〜1380m山鳥山〜高湯バス停。
今号は1日目、ハイランド前から1545m大根森北東の雪原までの道程を紹介します。
1日目/ 一昨年春に同じルートで行くつもりで計画した時は一切経山の火山活動のため諦めました。 今年は火山活動も落ち着き、雪も多そうなので暖かくなった頃合いを見てやって来ました。 家形山、一切経山の登山口へはJR福島駅西口から高湯温泉行の路線バスに乗り終点のハイランド前で降ります。 思っていたより雪は少なく、その上表面がクラストしてます。 ゲートから先の浄土平に通うスカイライン車道にも雪が全くなく除雪が進んでるようです。830mスカイラインのゲート、ハイランド前〜1130mスカイライン
910mダム工事個所、ハイランド前〜1130mスカイライン (福島市町庭坂高湯)
1130mスカイライン横断地点、ハイランド前〜1130mスカイライン (福島市町庭坂横道)
不動沢橋分岐の標識、1130mスカイライン〜1380m山鳥山
登山道沿いのトレース、ハイランド前〜1130mスカイライン
ブナ林とスカイライン、ハイランド前〜1130mスカイライン
雪道のルートと信夫山、1130mスカイライン〜1380m山鳥山
雪道のトレース、1130mスカイライン〜1380m山鳥山 (福島市町庭坂)
高湯から家形山へのコースは何度か歩いてますが、雪のある時期に登るのは初めてです。 積雪期は今は営業してない高湯吾妻高湯スキー場のリフト頂上からスキーで上がってました。 リフトを使っていた分、500m余りの標高差を今回は足で上がらなくてはなりません。 かってのスキー場の少し上、山鳥山辺りまで行きテント泊出来れば良いと思ってました。
歩き始めの頃はクラストした雪にシールが効かずエッジで登ることもあり休みが多かったものの、スカイラインを過ぎた辺りから斜度も落ち楽になってきました。 振り返ると福島市街地に信夫山が見えます。 1130mでスカイラインを横切りました。 その先の不動沢の駐車場まで完全に除雪され、車が止まってる。 その方向から除雪音が聞こえてこないのでだいぶ先まで終わってるようです。 帰りはスカイラインをスキーで降りようと思っていたのでガッカリ。針葉樹が混じる樹林帯、1130mスカイライン〜1380m山鳥山
樺の樹林帯、1130mスカイライン〜1380m山鳥山
針葉樹の森の湯の平、1380m山鳥山〜1545m大根森北東の雪原
井戸溝、1380m山鳥山〜1545m大根森北東の雪原
賽河原のルート、1130mスカイライン〜1380m山鳥山
山鳥山からスキー場跡地への標識、1130mスカイライン〜1380m山鳥山
針葉樹の中のルート、1380m山鳥山〜1545m大根森北東の雪原
雪ブロックで囲んだmyテントと一切経山、1545m大根森北東の雪原 (福島市町庭坂)
何とか山鳥山を越えて眺めの良い1545m大根森北東の雪原まで登れました。 近くの森の中に慶応吾妻山荘のある場所です。 少し離れた家形山の下にも家形避難小屋があります。 そちらは雪崩の危険のため余り使われてなかったようです。
雪原の外れの針葉樹の陰、雪面を少し掘り込み風除けの雪ブロックを積み中にテントを張ります。 その最中にも風が強くなってきたのでブロックを高く積み増ししたりしてる内に日が落ちて来ました。今夜は福島駅の"煮込みかつ弁当"とワインのつもりが駅弁屋は見当たらない。 後で調べると撤退したそうです。 という訳でKIOSKで買ったおにぎりが夕食になりました。
明日はここから家形山を往復します。
次号、高湯温泉から家形山/吾妻連峰・2 208号 へ続く...トレースと"慶応分岐近シ"の標識、1380m山鳥山〜1545m大根森北東の雪原
山と旅のバックナンバーはこちらです。