第２５号

三重塔、真如堂 (京都市左京区真如) 銀閣寺(慈照寺)から法然院、真如堂、吉田山を歩きました。 銀閣寺から法然院は、京都の旅、銀閣寺から真如堂・吉田山・１ 第２４号に紹介しました。 今号はその続編、真如堂から吉田山、吉田神社までの後半をお送りします。	鎌倉地蔵堂、真如堂 白川の橋を渡り、真如堂への上り口を示す案内に従うと、ひと登りで本堂裏にでました。 時々日差しが覗くものの山の上を吹き抜ける風が冷たい。 本堂から本坊へ渡り廊下が延びてます。 歩くと足の底から冷え込んできます。 冬の拝観は足回りを暖かくしてきたほうが良さそうです。 外へ出ると雪が舞ってきました。 今年初めて見る雪です。 早く吉田山へ行き、山頂にあるという喫茶店でコーヒーを飲もう。
万霊堂、真如堂	山門、真如堂
本坊・涅槃の庭、真如堂	本堂、真如堂
木枯らし吹く、吉田山 (左京区神楽岡) 真如堂から吉田山へは北北東600m、竹中稲荷社の参道から歩道を上っていきます。 ちょっと平らな場所に山小屋のような喫茶店がありました。 近くに車道はなさそうで皆、歩いてくるようです。 二階の窓から京都市街が望めます。 強風と共に天候が回復して名残りの紅葉やら、枯れ葉が舞いながら目前を流れていきます。 コーヒーで温まった後、山頂へ向かいます。 山頂から間近に送り火の大文字山が望めます。	本宮、吉田神社	大文字山、吉田山から
	山頂の喫茶店から、吉田山	参道、吉田神社
落ち葉、吉田神社	犬の絵馬・本宮、吉田神社 (左京区神楽岡) 吉田神社は、吉田山の南西の麓にあります。 近世、神道の復古に影響を与えた「吉田神道」で名高い地です。 「徒然草」の著者、吉田兼好も、ここの神官の家系だそうです。 ここも京都大原野神社と同じく、奈良の春日社の神を勧請してます。 山を降り参道を西へ500m歩いて、東大路通りからバスに乗ります。 バスが四条通りに入る頃はすっかり暗くなってしまいました。